風水の実践:空間の配置
風水は、環境と人間の間のエネルギーの流れを調整し、バランスや調和を促します。
風水は、建物や部屋の配置、方角、色彩、家具の配置などを通じて、吉凶のエネルギーの流れを調整し、人々の生活や運勢に良い影響を与えることを目指します。

風水における空間の配置 ~書斎~
書斎の意義
日本の住宅事情では、なかなか書斎を持つことは難しいかもしれません。なかには、寝室と一緒になっているようなご家庭もあるでしょう。ご家庭の考え方によっては、子供部屋を大きく取り、夫婦は寝室兼書斎で過ごすという方針もあるかもしれません。
しかし、親であったりその家を支えている人が過ごす空間をきちんと整える事で、その家は安定することができます。親が安定して生活し収入を得ることで、子供も安定した生活をおくることができます。
可能であれば、小さくとも書斎や夫婦の作業スペースをきちんと確保するようにしましょう。
机の配置
机の配置は、ベッドの配置同様、ドアの正面は良くないとされています。頭が直接エネルギーの流れにあたることで、作業に集中できないなどの悪影響を受けるとされています。また、イスに座ったときに窓が目の前にない方が良いとされています。
書斎の配色
書斎内の配色は、方位によっていろいろと異なります。全方位で好まれるのは白色ですが、ご自身の書斎の方位やドア、窓の位置を考慮し、風水的にもっとも適した色やあなたにとって心地よい色を選ぶと良いでしょう。
風水における空間の配置 ~ベッドルーム~
ベッドの配置
ベッドの配置は非常に重要です。ベッドは少なくとも一辺を壁に寄せて配置し、可能であれば頭側を壁に当てることが望ましいです。これにより、安定した気・エネルギーを得られることができるとされています。ベッドの下には余分な物や収納品を置かないようにしましょう。また、可能であれば、廊下側に面してベッドを置くことは避けた方が良いとされています。
布団の場合はこの限りではありません。
入口と頭の配置
風水では、入口からエネルギーが流れてくるとされています。そのため、寝たときに頭が、入口から近いところにくるようなベッドの配置は良くないとされています。(以下の画像のようなベッドの配置は、風水的には適さないということです。)部屋の大きさの問題でそれが難しい場合は、頭と足の向きをかえたり天蓋やカーテン、家具などで直接頭に気の流れが当たらないように工夫しましょう。
鏡の配置
風水では、寝室に鏡が直接ベッドを映し出す配置を避けるという考え方があります。これは、鏡がベッドや寝ている姿をうつしていると、あなたのエネルギーが奪われるように反射し続けることから、安定感や休息を妨げる可能性があるとされているためです。鏡台などの鏡は、使わないときはカバーをかけたり、収納が可能な三面鏡などにすると良いでしょう。
